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[2005.12.03]
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惜しくかなしい年末
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▼Adobe/Macromedia Merger on Verge of Closing(PC Magazine)【英語】
http://www.pcmag.com/article2/0,1895,1895786,00.asp
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たとえばJPEGで,容量を削りながら(圧縮を強くしながら)できる限りきれいな画像のままで書き出す能力は,ファイヤーワークスがいちばんだと思うのだけどナ…。
quote:アドビ社はマクロメディア社の買収における最終調整を行っており,マクロメディアは12月3日で業務を終える予定である。アドビは買収が完了することで,一体となった製品開発とテクノロジー戦略が動き出すことになる。アドビのスポークスマン,ホーリー・キャンベル氏は「我々の目的のひとつは,フラッシュとPDFをさまざまなOSやデバイスに拡大し,組み込んでいくこと」と述べる。
わたしがとても好きで使っている市販ソフトのひとつに,マクロメディアのファイヤーワークスがある。最初に使ったのがプライベートでだったか仕事でだったかはおぼえてないけど,大きな画像中にたくさんのリンクを配置するクリッカブルマップの作成や,容量削減のために大きい画像を分割してHTMLで組み合わせるような画像結合にはとても便利だった。同じマクロメディアのHTMLエディター(だけでは収まらない機能があったけど)のドリームウェーバーはわたしは使うことは少なかったが,マクロメディアはフラッシュも含めてウェブ作成の統合環境をしっかりと保持していたと思う。
なので,そのマクロメディアがなくなってしまうことは,かなしいことと感じてしまう。特にフラッシュは,PDFのなかに取り込まれていくにはあまりにも惜しいフォーマットと思う。グーグル・ビデオなどでブラウザでみる動画のフォーマットとしてもそのポジションを得ているなか,似ている部分が多いからという理由だけでPDFと一緒にしてしまうのはあまりにももったいない。PDFのよい部分も殺されるし,フラッシュのよい部分も殺されてしまう。それが,とにかく心配だ(と,仕事でたくさんの素晴らしいフラッシュをみたあとだからかもしれないけど,強く思う)。
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